スギ・ヒノキ・コニファー系の挿し木は、オーキシンが集まるように挿す

2020年 春挿しの成績は悪かった。

去年とは違う方法を取らないと成績は上がらない。

■ 挿す時期、どの枝を挿すのか?

https://www.pref.ehime.jp/h35700/1461/5_guide/5_sashiki.html
>更新日:2017年12月28日
>さし木苗木生産の手引き
https://www.pref.ehime.jp/h35700/1461/5_guide/documents/sashiki1.pdf
>さし付けの時期は、春ざしではスギは、新芽が米粒大の大きさになったころに行うのが最適で、松山地域では、3月中下旬ごろである。これは、山桜の花が咲き始めた頃である。ヒノキのさし付け時期もほぼスギと同じ頃でよい。一般に地下10cmの地温13°Cがぽつぽつ現れはじめる時期で、平均気温は大体10~11°C前後である。秋ざしをする場合は、9月下旬ころがよく、霜柱や寒さのひどい所ではよくない。その他梅雨期にも可能である。

http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=71&block_no=47895&year=&month=&day=&elm=monthly&view=a1
>徳島 日平均気温の月平均値(℃)

https://patents.google.com/patent/JPH05227845A/ja
>またスギ、ヒノキなどでは春ざし、秋ざしともに行われるが、春ざしは新芽が米粒大にふくらみ始める頃が発根はよい。

3月中旬、窒素が多く含まれている日陰の枝を今回は挿してみようと思う。

■ 土は何を使う?

https://sbc21.co.jp/corporate/shorei/2012/
>No19
>学校名 下伊那農業高校  (研究内容PDF)
>団体名/グループ名 3年 園芸クリエイト科草花専攻
>研究テーマ コニファー類の繁殖に関する基礎的研究
https://sbc21.co.jp/corporate/shorei/2012/19.pdf
この報告書を読むと、除菌できて保湿されていれば良いのだから、土をチャーハンみたいに高熱に炒っても挿し木に使えると思われる。製造工程で必ず熱処理されているバーミキュライトが手間もかからず、無難だろう。

■ 挿し方は垂直か斜めか?

挿し木 オーキシンをGoogleで検索すると、
https://www.google.com/search?q=%E6%8C%BF%E3%81%97%E6%9C%A8+%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%B3
根を出す物質オーキシンが集まりやすいように挿すということなので、普通の枝だと斜めに切断した部分が真下になるように垂直に挿すのがよい。

■参考資料
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/story/newsletter/keywords/03/01.html
>分化全能性
検索すると他の論文にも、「植物には分化全能性がある」と書かれてあった。

https://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/kanko/101.html
>研究報告No.145 昭和37年(1962)10月 大山浪雄 さし木困難樹種の発根能力増進に関する研究(PDF:18,797KB)

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